いままで…ありがとう

ガラガラッ

「えっと、紙~」  

教室に戻ると私は自分の席に向かった。

机の中には紙が入っていた。

「あった!」

この紙をファイルに挟み、鞄に入れた。

その瞬間だ。

ガラガラッ

「っ!」

誰かが教室に入ってきた。

ドアを見るとそこにいたのは…

「夏見ちゃん?」

ドアの前で立っている夏見ちゃんがいた。

「友紀っ……」

夏見ちゃんは私に気づくと目をそらした。

そして、机から財布を取りだした。