いままで…ありがとう

「おまっ!勇気、よくやった!!でかしたぞ!」

「なんだ、なんかやったのか!」

直人君が勇気君の背中にバシバシと叩いている。

でも、なんとかこの空気から逃れれた。

「そうだ友紀!」

秀君がまた私を呼んだ。

「文化祭の時さ、一緒に回らねぇか?」

「文化祭?」

そう言うと秀君はニカッと笑った。

そういえば、秀君と休憩の時間同じだったな。

「でも、友達と回る約そ……ムガッ」

私は秀君に言おうとしたけれど後ろから口を手で抑えられた。

「ゆ、友紀が良いってさー!」

「そうそう!」

「そうか!…あっ、俺先生に呼ばれてるんだった。友紀、また後でな!」

「んーんー!」