すると夏見ちゃんは
ハッと我に返った。

「へ?ううん何にもないよー!!」

笑いながら言ってくれる
夏見ちゃん。

………ナツミ?
なんだろう……何か懐かしい
気がする……

まぁ、気のせいだよね…


気の…せい………かな……?


私はそんな事を思っていると……


キーンコーンカーン


チャイムが鳴った。

ガラガラっ

「おーい!席につけよー!」

"はーい!"

ここからだった……
私の人生が変わったのは………