秀君は私の言葉を聞くと
「そうか……」
と呟いた。

私は義人君を見た。

秀君の表情が少し暗くなったような……

こんな暗い表情秀君に似合わない。

私は笑顔になってほしいため話した。

「秀君は好きな人とかはいるの?」

次は秀君の好きな人を聞いた。

「俺?………まぁ、いるかな?」

へぇ~……秀君、好きな人とかいたんだ。

「誰だれ?」

秀君に問いかけた……が

「言わねぇーよ」

と、言われデコピンされた。

「えぇー…じゃあ特徴だけでも~」

秀君はう~んと悩んだ表情になる。

私は秀君にお願いお願いと頼んだ……すると

「まぁー、特徴だけならいいかっ」

「ほ、本当!!?」

やったぁー!と私ははしゃぐと秀君は
クスッと笑った。