あれからキャンプはあっという間に終わり、文化祭の時期に入ろうとしていた。

「んじゃあ、文化祭の出し物を決めるぞ」

先生の言葉に教室は騒ぎ出す
出し物かー…何するんだろう。

私は机に頬杖をついたとき。

「友紀ちゃん友紀ちゃん♪」

後ろから私を呼ぶ声がした。

後ろを見るとニコニコと笑う優菜ちゃん
がいた。

「出し物なにする?」

私に問いかける優菜ちゃん。

「何するんだろうね?」
 
う~んと優菜ちゃんと悩む私。

すると

「先生!私はちょっとかわった、
『告白喫茶』がいいと思います!」

「告白喫茶?」

先生は?マークを頭に浮かべた。

「えっと、告白喫茶というのは
教室の中で本当の好きな相手に告白する
という感じで
その様子をお茶を飲みながら見る喫茶です!」

それってただの嫌がらせじゃ………

私は思ったが……

「おぉ!それはいいな!先生はいいと思うぞ!みんなはどう思う!」