いままで…ありがとう

すると義人君はニコッと笑った。

そして……

ぎゅっ

私の手を握ってくれた。

「義人君?」

私はいきなりすぎて訳がわからなくなった。

徐々に顔が熱くなってくる。

「これだったら……怖くないよ」

義人君は私の顔を見たまま言った。

「友紀…俺………」

私は義人君の言葉に少し期待した。

ドキッ

私の胸が高鳴った瞬間……

「義人!!」

後ろから義人君を呼んでいる。

誰だろう?

私は後ろに振り返った……そこにいたのは

「友紀………」

息を切らしている秀君がいた。

そして………

夏見ちゃんがいた。