いままで…ありがとう

カサカサッ

ビクッ!

私は夜の森を歩くのは初めてだから、
木などの物が風に揺れると、
びっくりしてしまう。

そんな私をしっかりと支えてくれる義人君。

「大丈夫か?」

そんな義人君が愛しいと思う自分がいる。

私…いつからこんな変態になっちゃった
かな?

「うん…大丈夫……だよ…」

私はこう言うものの本当はもう
やめたかった。
しかし、義人君にこれ以上迷惑を
かけたくなかったから心配させないように
言った。

カサカサッ

「ひっ!」

………あ、

私は自分が小さい悲鳴をあげたことに
気付き義人君をみると

義人君は私の顔を見つめ笑っている。

「やっぱり…無理しなくていいよ」

あぁ…私のバカ、心配かけないって決めたのに心配かけさせてる。

「うん……やっぱり怖いかな」

私は義人君の優しさにたえられず
本音を言った。