いままで…ありがとう


どうしよう……

私の性格と全く違う子が
後ろの席なんて…

私はそう思いその場から
離れようとした時…


「あっ、おはよう♪」


…………えっ?
もしかして、私に言ってるの?

ま、まさかね…私ごときにするわけが…

私はそう思った……が……


「あなた何て言う名前なの?」


私の事を見ている……
え?本当に私に言ってたの?

私は少しパニックになって
目を泳がせた…

すると…私を見ていた女の子は
少し笑った。

そして…

「緊張しなくていいんだよ」

こんな優しい言葉をかけてくれた…