いままで…ありがとう

「友紀!」

「友紀ちゃん!」

「友紀っ!よ、よかったぁー!」

私が帰ってきてから、みんなが
駆け寄ってきて声をかけていた。

「………あれ?夏見ちゃんは」

私は夏見ちゃんがいないことに気づき聞いたが…

「夏見?そういえばいないね………」

お礼…言おうと思ったけど………あとでいいか

私がそう思っていたら……

「義人……いい加減友紀をおろせよ…
ベンチあるだろ…」

と、義人君に言う秀君。

そう、義人君は私をまだおろしてくれて
いなかった。
私はそれはそれで嬉しかった。
 
「聞いてんのか!義人」

秀君は義人君の事を呼ぶが義人君は
返事をしない。

どうしたの義人君!?
私重いからおろしていいのに!

すると…

「いいだろ別に………俺はもっと友紀に
触れていたいんだからよ………」