いままで…ありがとう

私の席は窓側の真ん中の席。 

隣には、もうすでに来ていた
男の子が座っていた。

ガタン…

私は後ろから真ん中まで行き
椅子に座った。

「………」

男の子は私に気づいたらしく
私の顔を見始めた。

何かついてるかな……

私は男の子の顔を見た。

「っ/////」

男の子はすぐに俯いて跳ねている
髪をいじり始めた。

どうしたんだろう?

私はそう思い
前に顔を向けようとした…
すると……

バン!!

「おっはよー!!みんなー!」

「!?」

突然ドアが開き
そして…誰かの声が教室に響いた。