スタスタッ

私は後ろで一人で歩いていた。

森ってこんなに空気がキレイなんだ…
木がいっぱいある……

そんなことを思っていると、
私だけの世界に入っていた……

『ゆ……ご…きが……ぱいだ……』

………あれ?これはいつの記憶……

懐かしい……

言葉が途切れていてよく聞こえない……

でも…懐かしい感じがする………

もっと、近くに行ったら聞こえるかな……

私は少し少し……近づいていく…

すると……

ガサガサガサ!!

「………えっ……」

私は気がつくと崖に足を滑らせ
落ちていた。