「友紀って、毎日この道通ってるの?」

私に訪ねている夏見ちゃん。

「うん…」

私は返事だけすると夏見ちゃんは
空を見上げた…
私も夏見ちゃんのあとを追って
空を見上げてみた…

「わぁ……」

空を見上げるとそこには
まるで、キャンバスで描かれたような
空があった……

「キレイ……」

「……だね」

トクン…

あれ?こんな会話私……
昔にもしたような気がする…

私は顔をもとに戻し、思った…

「ねぇ、私達一緒にこれから
帰ったり、行ったりしない?」

……え?私と…

「……私でいいなら…」
 
私は顔を夏見ちゃんの方へ向かせ
言った…

すると、夏見ちゃんはよっしゃと言い
私の手を握った…

「よろしくね!」

夏見ちゃんはそう言いまた、学校へ
向かった。