コツコツ……

私は一人で高校へ向かう…

中学の時もそうだった
私は一人も友達ができないまま
学校を登校した… 
そして、卒業もした。

「はぁ………」

私はいつもそうだ…
友達がほしいと思っても、
自分から話しかけない…
だからいつも、友達ができないまま…

私はそんな事を思い学校へ
足を進めていた時……

ポンッ

「!?」

後ろから肩を軽く叩かれた…

「おっはよー!!友紀!」

そして、聞き覚えのある声がした。

後ろに振り向くとそこには
夏見ちゃんがいた…

「……あっ、おはよう…」

私は忘れていた挨拶をすると、
夏見ちゃんはニコッと笑ってくれた。