――――…チチチ…チュン…チュン…


カーテンから零れる光の雫と

小鳥達のさえずり…

そして…



『李麻~ッ!!!!!!起きろよ~ッ!!!!!!』



大ッ嫌いな幼なじみの声。。。




ガバッ!




『わ!なんだよ、寝起きいーなんて李麻らしくねぇっぞ!!??』




「……」




『な、なんだよ、何か言い返さねーのかよッ(汗)』





…だって…昨日の今日だし…?



ほら、なんつーか…





気まずい






じゃん!











………………よし!





ここゎサラッと謝っちゃおう!!



(我ながら名案♪)





「し、詩音!!!」



『な、なんだよ!?』



「あの…その…昨日…」



『昨日???』



「うん…あのね」



『ストップ!』



「?なに???」



『昨日何かあったっけ????』
















はあ!?





「え…その…だから…」



『悪ィ…俺な~んも覚えてねぇわ(笑)』





「……え???」






『…ほら、とっとと着替えねぇと遅刻だぞ!!!!俺、玄関にいるからよ』



「え!?あ、うん!」





バタン








ペタン…



「……」



……なぁんだ



覚えてないんなら気にする必要なぃっか…





あ~あ…




あんなに悩んで結末コレって…




どーよ!?









ぁたしは



いつもと何ら変わらない詩音の態度に



安心し、いつもどおりに接する事にした。