君色。〜ずっと忘れない〜


愛姉「うるせぇっっ!!!」
カッターを振り回して私の方に近づいてくる。ヤバイ、早く逃げないと……。


私は回れ右をして走り出した。

愛姉「待てよ!くそが!!!!」

恐怖で足がガタガタしていたが、走ることに夢中だった。猛ダッシュで駆け抜けた。