第2弾しましまパンツマン

凹凸のない、つるんとした前面には、落書きのような口が描かれているだけで、開くとは思えない。

どうやって食べるのか?興味津々だ。

「どうぞ」

と席へ促し、葛羮の皿をそっと置く。

「お姉さん、今からイリュージョンをするなっしー。ちょっと、手を貸すなっしー」


「イリュージョン?」

「後ろのジッパーを少し下げて、和菓子を入れるなっしー」

「はっ? 背中から……」

言われるまま半信半疑でジッパーを下げ、葛羮の皿を背中に入れる。

暫くすると、背中から空になった皿が突き出された。

「じぇーーっじぇじぇーーっ」

思わず叫び、後ずさる。


まさか……!!

琴姫はイリュージョンにはほど遠い、くだらない落ちに卒倒しそうになった。


「ぐっおぇっ、お茶、水、……つっつまった……」

琴姫は震えながら、背中にお茶の入った湯呑みを入れた。

「はぁーっ、美味しいなっしー」