第2弾しましまパンツマン

着いたのか、過ぎていったのかを考える間もなく、イチノは、お会計を済ませようとiPADを仕舞い、鞄からお財布を取り出そうとした。


突然、けたたましく喫茶店のドアが開けられた。

「悪い、ちょっと休憩させて!!」

腕に少年を抱きかかえたジョニーズ系の男子と、荷物をこれでもかっていうくらいかかえた優等生風の男子が、血相を変えて入ってきた。

ジョニーズ系の男子は、腕に抱えた少年を席に座らせ、一声。

「お水一杯、貰える?」

ダイアは、何事かもわからず言われるまま、コップにミネラル水を注ぎ手渡した。

「貢、コルキ旅館が仲居を迎えに寄越すって言ってたな。外で待ってろよ」

「わかった」

あまりに突然過ぎて、呆然と彼らを見ていたイチノは、ハッと正気に戻る。