そんなこんなで駅を降り、マンションの下タまでついた。
「ごめん、家までありがとう。ならまた明日ね。」

「ちょっと待って、ゆづ」

そうやって腕を捕まえられた。

そこに

ウィーン

オートロックが開いたと思ったら

優矢がいた。

「っあ、わり。」

そういって走って優矢はどこかに行った。


「……」

「あ、あのさ、岡田ってこのマンション住んでるの??」

「う、うん。でも、別になかいい分けでもないし。」

「そうなんだ。」

そうやって捕まえてた手を離してくれた。

「ならまた明日ね。今日は勉強教えてくれてありがとう。」


それだけ言って涼太は帰っていった。