「え?」

「好きなんだよ!!!」

「...そーゆー意味の好きじゃないでしょ?あたしたち、友達じゃん...」

そうでしょ?
星也のことは好きだけど、大河への好きとは違う。
友達としての好きだもん。

「もう、無理なんだよ。」

俯いた星也の声は震えていた。

「これ以上押さえきれねぇんだよ!!!」

そういった星也の目からは涙が溢れていた。