「うっ...ひ、く...っ」 あたしも星也も口を開かない。 あたしのしゃくりあげる声だけが部屋に響く。 キスされた感覚が残ってる...。 怖かった...。 いつも笑ってる星也があんな顔するなんて思わなかった。 「な...ん、でっ?」 震える声と唇。 「...っき、だから」