ドリームプリンス



瑠生「 なんで 、 聞いてくれないのかなー 」


そう呟いて、歩き出そうとした瞬間。


真綾「 瑠生 ! 危ない! 」


瑠生「 え ? 」


前から車が来てることに気付かず

道路の方へ、ふらふら出てしまった。


絶対、引かれる。


もう、間に合わない。


そう思って目を瞑ってしまった。





瑠生「 あれ … ? 痛くない … 」



?「 あっぶね ー ! なにしてんの !? あんた ! 」



突然、怒鳴られる。

そこで今の状況がわかった。

わたしが目を瞑ったその時に

この男の人は、わたしを助けにきた。

そう言うことか…


??「 海斗 、 さっすがー !笑 」


海斗「 お前ら … 。 」


この男の人は、海斗と言うらしい。


瑠生「 あ 、 あの 。

ありがとうございました 。

もう 、 大丈夫ですから 。

離してください 。 」


こんな人に抱きかかえられるなんて

王子様にしてもらえなくなっちゃう(°_°)


海斗「 ああ ー 。 ごめんごめん 。 」


瑠生「 いえ 。 」



その人から離れると

すぐに真綾ちゃんが駆けつけてくる。


真綾「 瑠生 ! 大丈夫 !? 」


瑠生「 大丈夫だよ ー ^_^

助けてもらったし ! 」


真綾「 よかった ー … 。 」



??「 ねね! 君たち 、

暁高等の子でしょ ? 」


男の人たちの中から1人話しかけてきた


瑠生「 そうですけど … 」