トップシークレット

 「ねぇ…、千夏は何かの部活に入る?」

 入学式から二日後。
 ちょっとずつ学校生活になれてきた頃。
 樹里と美空はクラス委員になった。
 さっそく仕事が入ったらしく、職員室に向かっていた。

 「俺らはバスケ部に入るぞ。」
 浩輔が言う。

 「うーん…、みくは何に入る?」
 「うちは、バスケ部のマネージャーがしたいんだ!黒○のバスケの火○くんみたいな人と出逢う為に!」
 「みく、○子のバスケ好きなの!?」
 「千夏も!?」
 「うん!」
 「まぢ!他のアニメも見る?」
 「見る見る!大好き!!」

 「おたk「あぁ…(怒)?」


 浩輔と美空の間に、火花が散る。
 

 「またやってる…(笑)」
 樹里が笑い出した。
 浩輔と美空はよく喧嘩するが…、いい感じだ。

 


 「んじゃ決まり!みんなバスケ部ねぇ!!」
 「うん!」



 楽しいなぁ…。
 千夏の頬は思わず綻んでいた。