そんなことを考えてたら、



あの女に人が手帳を届けに学校へ来てくれた



「あの!これ、落としてたよ!」



「ありがとうございます。お姉さんの名前は?」



「言うの遅くなったね。私は.......」



━━水谷杏菜━━



このとき僕の頭の中に記憶が流れ込んできた



「うわっ」



頭が痛い


ズキッ



僕はその場に倒れ込んでしまった



「直生くん!大丈夫?直生くん!どーしたの?直生くん!直生くん!」



杏菜さんが僕を読んでたけど



意識が遠退いてく...