「あの……先生。」 「ん?」 「ぎゅってしてください。」 少し驚いてた様子だったけど、 すぐに笑顔になって、私を抱き締めてくれた。 ふわっと、大好きな匂いに包まれると、すごく安心する。 ずっと、こうしていたいけど、 もう1つ頼みたいことがあるんだよね。 「先生、もう1ついいですか?」 「何?」