「梨穂、よかったじゃん。」 乃樹はそういってくれた。 乃樹は昔からそうだ。 教師と生徒だから、諦めろとか言わなくて、何事も応援してくれるし、祝福してくれる。 「うん。」 「神山、梨穂をちゃんと守れよ。」 「そんぐらい、分かってる。」 乃樹、先生って言わないとっ!(笑)