「教師と生徒…。 だめなのは分かってるだろ?」 「…はい。」 「俺……、梨穂が不安にならないようにするから。 教師と生徒だから、普通にデートとかできないかも知んないけど、 俺が好きなのは、梨穂だけだから…。」 「私も、好きなのは先生だけです。」 私がそういうと、先生は、抱き締めていた腕を緩めて、微笑んだ。 「さぁ、戻るか。」 「ですね。 女の子たちも、きっと、先生を待ってるでしょうし。」 私たちは、図書室をでて、教室に戻った。 今日から始まる。 教師と生徒の禁断の恋…。