「梨穂、大学目指してんの?」 「まぁ、はい。」 「梨穂なら余裕だな。」 先生は、そういって笑う。 こうしてると、先生と話してるんじゃなくて、 普通に友達と話してるみたい。 「そういってくれると、本当に合格しそうです。」 「それは良かった。」