やっと、梨穂のそばにいられる。 ずっと、このときがくるのを待ってたんだよ。 1秒でも早く、梨穂に会いたい。 梨穂の笑ってる顔が見たい。 早く、梨穂を抱き締めたい。 いろいろな思いが溢れ出してくる。 とにかく、梨穂に会いに行こう。 そう思い、教室に向かう。 そして、梨穂を図書室に連れてきた。 図書室にはなぜか、真野先生もいた。 真野先生は、俺たちが入ると、口を開く。