身代わりの彼女。




私はベッドに潜り込み泣いた。

私は身体のどこにそんな水分があるのかと思うほど泣いていた。

そっか…、こうなるのが怖かったから私は人と関わらなかったんだ。

もう…、人間なんか嫌い。

私にはお兄ちゃんしかいらない。

有海くんなんか私には必要ない。

有海くんには有海くんの大切な人がいる。

そう思ったら、愛想笑いをしている自分が馬鹿馬鹿しくなった。

だから私は一切の感情を捨てることにした。

でもお兄ちゃんの前ではきっと感情は消せない。

私と血のつながったたった1人の兄弟だもんね?