身代わりの彼女。




朝独特の柔らかい日差しの中、俺はゆっくり目を開けた。

俺はしばらく窓の外を見た。

そして、やがてあることに気づいた。

ーん?何で右手が動かねぇんだ?

俺は自分の右手を辿った…。

すると…、


俺の右手を細くて白い手がしっかり掴んでいた。

そして俺はその細くて白い腕を辿って顔を見つけた。

あれ?この顔どっかで…?

つか、何でこいつここに居るんだ?

まさか…、

有栖か?




まさか…、な。

有栖はこんな美人系じゃねぇ。

有栖は太陽のような、天使のような優しい笑顔で笑うんだ。

こいつは美人の部位に入るだろう。

だから…、有栖とはかけ離れている。