身代わりの彼女。




ある日、俺はふらふら歩いている叶を見つけた。

…どうやら叶は風邪を引いているようだ。

危なっかしい。

だって、今にも倒れそうなほどふらふらしてるぞ?

はぁ…、仕方ねぇ。

俺は叶に声をかけた。

最初は驚いていたけどしばらくすると、すごく辛そうな顔をしたから俺はいわゆるお姫様抱っことやらをした。

そしたら叶は顔を真っ赤にさせて重いでしょ?と呟いたが叶を抱き上げたとき、マジでこいつは軽すぎると思った。

ちゃんと食ってんのかと疑った。

だが、俺は叶を家まで送った。

叶は1人暮らしで両親は海外にいるらしい。

でも1人暮らしにはデカ過ぎる家。

まぁ家って言うより屋敷だなこれは。

俺はそのあとまっすぐ家に帰った。