もう弟なんてやめてやる。

「許してとは言わない…ただ、俺のこの気持ちに嘘はない。冗談でも、気の迷いでもないんだ」

「……そう、か。…そこまでお前が追い詰められてたとは、知らなかった。それには父さんたちにも責任はある」

「………」

「だけど、お前たちは簡単な関係じゃないんだ。これを見なさい」



スッと差し出されたのは、
さっき母さんが持ってきた


─────2冊の母子手帳。



目の前に差し出された
母子手帳を見て。

双子が驚いた。


俺と雫の…


母親と父親の名前が────、違う。