もう弟なんてやめてやる。

「雫はどうなんだ」

「あたしも、陸と同じ。…あたしはもう、陸じゃないと幸せになれない」

「………」



陸と雫の真っ直ぐな目に
父親が溜め息。

ここまで互いを想ってるとは
予想してなくて…



「…どのくらい、経つんだ」

「……もう2年半だよ」



陸の言葉に、
母親が口元を押さえた。

2年半…も前から…?


だとしたら、
2人が高校3年生の時…