1枚の紙……戸籍謄本へ 陸と雫が視線を移す。 そして、 陸と雫の目が見開いた。 「………え?」 「り、く…これ…」 言葉が詰まった。 ドクンドクン、と 全身が脈打つ。 頭が、真っ白になる。 どういう、こと…? そこに載っていたのは さらに俺たちを混乱へ 陥れるものだった。