「ふぁ~…眠…」

「…あんまり頑張りすぎちゃダメだよ?」



陸は大学生になったと同時に
バイトを始めた。


自分のワガママで
家を出たから、

家賃は自分で払いたいって。



「…じゃぁ、雫が癒やして」

「え、あたしが!?」

「雫以外に誰が居んの。はい、」

「!///」




あたしの目の前に
瞼を閉じた陸。

あたしからキスしろって
ことだよね…?//


雫がぎゅっと目を瞑って
ちゅ、と触れるだけのキスをした。