もう弟なんてやめてやる。

あれは陸があたしに
プレゼントしてくれた

大切なものなの…



「返してよぉ…!」


目から大粒の涙が
こぼれ落ちる。

ぎゅっと砂を握りしめた。



「…り、く…」


ごめんなさい。
ごめんなさい。

あたしが甘かったんだ。


もしかしたら、

穂乃華ちゃん達みたいに
解ってくれるかもって

淡い期待を持ってた。



「ごめ…、なさい…っ」


もっと、

警戒するべきだったんだ…