今私はクラス発表の紙が貼られている玄関にいる。クラスは…………………………。
見事咲希と同じ1組。どんだけ気が合うんだと2人で笑った。
でもなぜか私達の周りには男の子の人だかり。なんでだろう。不思議に思っていると……………。
「きゃーーー。陵くんと日向くんよ。」
女子の黄色い歓声が聞こえてきた。
陵くんと日向くん?誰それ。と思っていると、
「斎藤 陵と前橋 日向。あの2人が目当てでこの高校に入学した人もいるみたいだけど。」
いつも咲希には私の気持ちがわかるのか疑問に思うことを説明してもらってる。
「ありがと。咲希」
「どう致しまして。」
そんないつものような会話をして教室に向かう。