「んんーっ」
大会の日。
朝を迎えた、あたし<吉岡陽南>。
シャッとカーテンを開く。
「うん!! 快晴!!」
窓の外を見ると、
雲一つない青空が広がっていた。
-まるで空羅くんみたい。
周りを包み込むようで。
あんな人、初めて見たんだ。
そしてー…