●絢乃
「はぁっ・・・・やっ・・やだぁっ・・・ともくっ・・・ぁんっ・・」
頭がぼーっとしてくる。
このままだと気がおかしくなってしまいそう。
体は熱を持って、電流が走ってるみたいにビリビリしてる。
目を開けても、天井しか見えなくて。
智くんの姿も、ぬくもりも、遠いところにあるみたい。
目蓋が熱くなり、ブワっと涙が溢れた。
「とっ・・ともくんっ・・」
私の異変に気づいた智くんが行為を止め、体を起こす。
「絢乃ちゃん?」
優しい大好きな声に更に涙が溢れる。
「ごめんっ・・怖かった?」
心配そうな顔で、私の頬の涙を拭う。
智くんの首に手を回し、ギュッと抱きついた。
「体っ・・・おかしくなりそうでっ・・・智くん見えないしっ・・・声もっ・・聞こえないしっ・・・・・・」
いつの間にか上半身裸の智くん。
肌と肌が触れ合って、あったかい。
すごく・・気持ちいい。
泣きながら、途切れ途切れの私の声に優しく相槌を打ってくれる智くん。
「ごめん・・・・絢乃ちゃん可愛いから・・夢中になってた」
優しく抱きしめられ、耳元で聞こえたセリフに固まる。
流れてた涙もピタっと止まった。
「あの・・・えと・・・」
なんて返していいか焦る私に
「優しくするから・・・続き・・していい?」
この人は、なんて甘い言葉をサラッといえるんだろう・・・

