甘い甘い体



「バイトとかするときは言って?帰り遅くなったりするでしょ?俺、迎えに行くから・・・」


足を止めて言う。


言ったあと、ちょっと後悔。


これって束縛?彼氏でもないのに?


まぁ、彼氏でもないのにキスしちゃったけど。


「はい。」


素直に返事する絢乃ちゃん。


この素直さがいいんだけどさ。


それって俺にだけ?って心配になったりするんだ。


仁さんや優さんは信用できるけどさ、大学って他に男もたくさんいるんだろ?


それに、バイトなんてしたら絶対男としゃべったりするじゃん。


はじめは極度の人見知りするのは知ってるけどさ、慣れれば絢乃ちゃんって無防備っていうか・・・


すぐ人を信じるんだ。


慣れてきて、たまに真っ赤になってはにかんだりしたら、普通の男ならかわいいなぁって絶対思うし・・・


って俺・・・敵は仁さんだって思ってたけど、もしかしたらもっといっぱいいるのかも・・・


なんか不安になってきた・・・







でも、勝負はクリスマスなんだ。


もう賭けみたいなもん。


クリスマスに告白する。


大学でクリスマスパーティするって仁さんが言ってたから、それが終わる時間に絢乃ちゃんの大学の前で待つ。


まぁ、こっから先の計画なんてあんまり考えてないけど。



今から買ってくれるプレゼントってクリスマスプレゼントって思っててもいいんだよな?


キスしても嫌がんなかったし、俺だから嫌がんなかったって思っていいよな?


絢乃ちゃんも俺のこと男として意識してくれてるって思ってもいいんだよね?