甘い甘い体



ダメだ・・・そんなことしたらもっと混乱させる・・


俺はグッと我慢して・・・


ゆっくり手を上げ、絢乃ちゃんの頭に触れた。


「疲れた?もう寝る?」


子供をあやす様に言うと。


ぷぅっとほっぺたを膨らまし


「私のほうが年上なんですけど・・」


その顔が可愛すぎて

ダメだ。それ反則。


抱きしめて、キスしたい。


でも、そんな事したらもうしゃべってくれないかもしれない。

怖がらせるだけかもしれない。


俺は下を向いていろんな事をぐっと我慢する。


「智久君?」


その声だって、俺にとったら誘惑なんだよ?わかってる?


「俺、負けっぱなし・・・」


俺は、下を向いたまま小さく呟いた。


「え?」


意味のわかってない絢乃ちゃんの声が聞こえる。


今すっげー好きとか言いたいけど。


ダメだ、仁さんの言うとおり、長期戦で行かなきゃ。


って俺、こんな落とすのに時間かけるとか今まで経験無いけど。


長期戦でもなんでも絢乃ちゃんがほしいって思った。


俺、絢乃ちゃんのためなら何でも出来る。


「さっ、結衣ちゃん心配するから。部屋戻ろうか。」


そう言って、顔を上げると・・


「え、でも・・・」


「大丈夫だって、俺が酔っ払いから守ってあげるし。」

にっこり笑って言うと

みるみる顔が赤くなるのがわかる。


「ね?行こ!」


俺が手を差し出すとまた躊躇する絢乃ちゃん。

戸惑う絢乃ちゃんの手を強引に握った。



小さい手。



いつか絶対彼女にしてみせる。


俺は心に誓い、みんなが待つ部屋へ戻る。




とりあえず、仁さん優さんに協力要請しなきゃな。



がんばろ!