「すごい・・もう、濡れてるよ?」


耳元で言う。


ノリの手が動くたびに、蜜の音がする。


「あっ・・・んんっ・・・・」


ノリの指は私の中で動き回る。


私の体を知り尽くしているノリは、弱いところを攻め続ける。



「ここ・・・ここでしょ・・・?」


「ひゃっ・・・あぁっ・・んっ・・んっ」


高い、甘い声が漏れる。


「かわいー声」


「やっ・・・だめっ・・・・だめっ!」


私はノリの腕をつかむ。


「なんで?」


体が求めてるもの。


ほしい・・・・・・



ノリの中心に手を当てる。


びくっとノリの体が反応する。



恥ずかしいとか、そんなことより、体が求めてる。



「いれ・・て・・?」


肩で息をしたままノリを見上げる。


ノリは私から目線をはずし、


「今の反則・・・」


と手の甲で口を押さえ赤くなった。


へ・・・・・?


すると、がばっと私の体に覆い被さり、勢いよく入ってくる。



「あぁぁぁっ」


いきなりの刺激に声が大きくなる。



初めから激しく突かれ、何度イッたかわからない。


体はノリでいっぱいになる。


「ひゃっんっ、んっ・・・あっあぁっ」


側にある枕をつかむ。

大きくなる声が恥ずかしくて、枕を抱きしめて口をふさぐ。


「だめっ、結衣の顔、見せて・・」


すぐ、ノリの手で枕がはずされた


「やっ・・・」


手で顔を覆う。


「見せてって・・・」


手首を握って両側に押さえられる。


ノリと目が合う。

恥ずかしいっ・・・


優しく笑ったノリ。

「結衣の感じてる顔、スゲーエロい。」

そんなこと言われて余計恥ずかしくなる。

すると、ぎゅっと抱きしめられて


「超かわいい・・・だから、隠さないで?」


また耳元で甘い声。