ある夜のこと、もう一回あの事について、考えていた。 どうせ、今日も、怖い顔で夜遊びしてるんだろうな。 でも、そのきっかけは、この私なんだ…。 そう思うと、胸が苦しくなった。 私は、頑張って信明にメールすることを決意した。 『信明、久し振り。今日も夜遊びしてるの? そんな怖い顔したら、ダメだよ。 体に気をつけてね。 …追伸… あの時は、信明の気持ちもわからず、自分勝手にして、ごめんね…。』 「送信」 メールを送ってから、返信がくることは、なかった………。