シンデレラガール

そんなあたしに、、、


「好きだ」「もう、どこにも行くな」「ずっと、僕の傍に居ろ」


なんて、歌の歌詞と同じ言葉を、東条恭太は口にした。

ここは、、、

あたしは東条恭太の台詞に、小さく頷く。

そして、そこで、、、


__チュッ__


唇が重なった。

触れるだけのキスかと思っていたのに、一向に東条恭太は離れてくれない。

いつまで、この男とこうしていなければいけないのだろう?

いい加減、監督も止めて欲しい。

そう思っていると、監督の言葉の前に、東条恭太の方が離れて行った。

そして、監督に向って、、、


「最後は、ここで終わりたい」


そんなことを言った。