、、、大丈夫。

あたしは絶対にもう、東条恭太に利用される人間にならない。

もう1度、この世界に戻って来たんだ。

だから、最後の最後まで、、、

逃げないで、この世界で生き残ってやる。

そして、神崎瑛太に言われたように、、、

周りにも、テレビの向こうの人間にも、認めさせてやる。

あたしを、あたしの演技を、、、

そして、ちゃんと周りに認められたら、両親にも会いに行く。

その時に、、、


「あの時は、ごめんなさい。でも、あたしは大丈夫だ」


そう、胸を張った言うんだ。

もう両親に心配されることのない、女優の青木聖奈として、、、