『名前、何て付けたの?』

『ミルクだよ』

子犬は、メスで白くて小さいチワワだった。

『ミルク……。へぇ、かわいい!あの子にぴったりだね』

(愛梨も気に入ってくれたみたいで良かった)

『だろ?』

話が弾んできたところで、家に着いた。

『ただいま』『お邪魔します』