俺だけのもんになれ

「あ、あの…楠木です」





声まで可愛いんだよな、こいつ






そう思いながら俺は起き上がり愛のところまで行った





「ん?………お、おう。来たか。


昨日はありがとな、メールくれて」





隣にいくと愛が緊張しているのが分かった




顔が真っ赤なんだよ、こいつ




ちょっといじめてみたくなった俺は真っ赤な愛の顔を覗き込み




「どうした?顔が赤いけど大丈夫か?」




こう言った




するとちょうど目が合ってしまい







俺もドキッとした







だってあんなウルウルした目で見られたら俺だって一応男だ







健全な男子高校生だ







今すぐにでも愛を俺だけのもんにしたかった





抱きしめたかった





でも焦らねえ





本当に愛のことが好きだから






ゆっくりゆっくり俺のことを知っていってもらいたい







目が合ったときの愛の驚き方がかわいくてかわいくてつい吹き出してしまった





「ぷはっ!」





愛は えっ? ていいたげな顔をしてる





「ごめんな、愛がかわいすぎてつい

からかいたくなっちまった」






すると緊張がとけたのか愛も笑顔になり


2人で隣に座りいろいろな話しをした