俺だけのもんになれ







緊張するなぁ…



陽菜に背中を押されて教室を出た





待ち合わせは屋上






もう陸くんいるのかな?



てかこんな馴れ馴れしく陸くんなんて呼んでもいいのかな






屋上のドアを開けたら一人の男の子が目に入った







その男の子は横になって空を見上げてた







陸くんだ






ゆっくりゆっくり近づく






近づくたびに私の心臓はうるさくなっていく






「あ、あの…楠木です」







「ん?………お、おう。来たか。


昨日はありがとな、メールくれて」




横になっていた彼が私に気づいて起き上がり、横にきてくれた





キレイな顔立ちにいい香り





こんなイケメンを近くで見るのは初めてだから心臓がもう破裂しそうなくらいバクバクしてる






「どうした?顔が赤いけど大丈夫か?」




心配そうに私の顔を覗き込むように見てきた彼






至近距離でパチッと目が合った





「あっだだだだ大丈夫ですっっっ」







びっくりしすぎて噛んじゃった~恥ずかしい