愛side───────
「あのっ!!!!!」
あっ
こっち向いた
男の子もびっくりしているみたい
恥ずかしくて顔が見れないよ
でも聞かなきゃ
勇気を振り絞って言った
「ぁ…アドレス教えてくださいっ」
私きっと今すごい顔赤いんだろうな
鏡見なくてもわかるよ
耳まで熱いんだもん
私きっと引かれてるよね
だって名前すら知らない人に急にアドレスなんて聞かれたら私だったら絶対困るよ
「いいよ」
え?
今
いいよ
って言った?
言ったよね?
パアッと明るくなる私の表情
「先輩っ陽菜っ!いいよって言われたぁ」
後ろで待っていてくれた二人に飛びっきりの笑顔でこう言った
男の子のほうに向き直してまたまた飛びっきりの笑顔で
「ありがとうございます!」
そう言ってアドレス交換をし、電車が来たから帰ることになった
