まぁそんなこんなで高1の秋だ。
私は教室に忘れ物をしてしまった…
父の形見、ペンダントをね…。
で、そんなわけで自分の教室の前にいるんだが……
誰か、いる。
_____ガタッ______
ほら、聞こえる…。入りにくいな…。
2分くらいモゾモゾしていたが、意を決して中へ入った。
______ガラッ_____
なんだ…こいつ…_____
私の目の前に浮かんだのは、窓を眺めていた、1人の男子生徒だった。
オレンジ色の教室に、よく似合う髪の色……。
私は不覚にも、綺麗だ、と思ってしまった…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…